昭和のはじめ、「伊豆の踊子」の後を追うようにして発表された小説「唐人お吉」の物語は、幕末の悲劇のヒロインが人気を集め、爆発的なブームを巻き起こした。このサイトは営利を目的としない、あくまでも個人運営のサイトであるが、「唐人お吉」物語とその周辺において、可能な限り資料を集め、客観的に史実を検証していきたいと考えている。
幕末お吉研究会は、2013年4月に設立された非営利研究会。人間・斎藤きちさんの生涯を探求することを通して、幕末という時代と、日本人の傾向。さらに現代にも通じる人間心理を研究の対象とする。会名を「唐人お吉研究会」とせず、「幕末お吉研究会」としたのは、あえて「唐人」という言葉を冠したくなかったため。
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「唐人お吉」こと「斎藤きち」は、江戸時代末期の天保12(1841)年に生まれた実在の女性だ。この年、高知沖で遭難した少年はアメリカへ渡り、10年後、ジョン万次郎として日本に戻ってきた。それからさらに2年後、黒船でやって来たペリー提督も、ジョン万次郎にも肖像写真が存在する。では、同時代のお吉さんの写真は、果たして存在するのか?
「唐人お吉」が一大ブームになったのは、もう80年以上も昔…昭和初期のこと。今では「四谷怪談」などの怪談ものとゴッチャになっている人も少なくないだろう。そこで、このレポートでは、そもそも「唐人お吉」とは、どんな物語なのか? また、その物語はいかにして、かつて一大ブームをまきおこしたのか?…について解説を試みる。
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2013.5.29 |
facebookページでご紹介している参考文献数が、ちょうど20冊になりました。
001「唐人お吉」十一谷 義三郎=著
002「唐人お吉・文庫版」十一谷 義三郎=著
003「日本女性史」雄山閣編集局=編
004「郷土史 幕末の伊豆下田」持月博行=著
005「実話 唐人お吉」松村春水=著
006「東西交流叢書1開国の使者
〜ハリスとヒュースケン」宮永 孝=著
007「唐人お吉 幕末外交秘史」吉田常吉=著
008「肥田 実 著作集 幕末開港の町 下田」肥田 実=著
009「卑弥呼から唐人お吉まで
日本史の中の女性」毎日新聞社=編
010「ヒュースケン日本日記 1855-61」青木枝朗=訳
011「黒船異聞〜日本を開国したのは捕鯨船だ」
川澄哲夫=著
012「黒船の時代」小西四郎=監修
013「マンガ静岡県史
幕末・維新篇(静岡県の成立)」石ノ森章太郎=監修
014「近世史のなかの女たち」水江漣子=著
015「タウンゼント・ハリス
〜教育と外交にかけた生涯」中西道子=著
016「『ヒュースケン日本日記』に出会ってから、」
西岡たかし=著
017「横浜大桟橋物語」客船とみなと遺産の会=編
018「〈通訳〉たちの幕末維新」木村直樹=著
019「日本史あの人たちのあっと驚く結末事典」
後藤寿一=監修
020「昭和・平成 家庭史年表 1926-1995」
下川耿史・家庭総合研究会=編
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2013.05.12 |
プロフィールを追加
report002「唐人お吉」入門〜掲載
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2013.04.29 |
お吉.com 本格稼働
report001「19歳のお吉」写真の謎を解く〜掲載
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2013.04.21 |
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2013.04.18 |
お吉.com プレ公開開始
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KICHI saito 1841.12.22 - 1890.3.27
Many people continued misunderstanding it about the life of OKICHI-san which lived in Shimoda.
A construction purpose of this site is to study the right history on the honor of people surrounding OKICHI-san and OKICHI-san.
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